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傲慢な龍の終曲

傲慢な龍の終曲


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 傲慢な龍
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★★★3
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解説

 俺は義兄さんのすべてを奪う!
小野が義兄・王の邸を出てからひと月。王のもとへ小野の婚約披露パーティーの招待状が届いた。さらに、かつては宿敵であった姜と手を結び、トラブルを仕掛けたりと嫌がらせは次第にエスカレートしていく。危険を感じた王は、恋人の三枝をしばらく実家に帰すことにしたのだが、その夜、王の邸に火が放たれ、三枝が拉致されるという最悪の事態が……。王VS小野。究極の兄弟対決の結末は? 緊迫するシリーズ最終巻!


※こちらの作品はイラスト入りです。

目次

 傲慢な龍の終曲

抄録

 「ようやく、ふたりきりになれましたね……」
 小野の背中に、ぴたりと姜が寄り添い、蜜の滴るような甘い声で囁いた。
「そうなるように仕向けたのは、おまえだろう?」
 ふたりきりになった途端、性行為を求める姜とは正反対に、小野は無性にひとりになりたいと思うようになっていた。
 刺々しい声で返すと、姜が小野の正面に回った。蠱惑的な微笑を浮かべながら問いかける。
「まだ機嫌が悪いようですね。……もしかして、楊を見たからですか?」
「……」
「王光耀とストラーホフに挟まれて、守られて、まるで三角関係のようでしたね。案外、もうできているのかも。……あなたもいい加減、楊のことは忘れたらいかがですか?」
 ねっとりとした声で語られる内容に、小野の全身が熱くなった。
 盗聴で、楊が毎晩自室で眠っていること、そして誰とも性交渉を持っていないことは確認している。それでも、楊が自分以外の人間とつきあうかもしれないと指摘されただけで、小野は身が捩れるほどの嫉妬に襲われてしまう。
「うるさい。俺は、楊に未練など持っていない。いい加減なことをいうな」
 体を反転させ、小野が姜のきゃしゃな手首を掴んで睨みつける。しかし、姜はさきほどとは違い、挑むように小野を見返した。
「だったら、どうしてそんなにイラついているんですか? ひさしぶりに楊を見て、よりを戻したいと思ったからではないですか?」
「──っ」
 姜の言葉がナイフのように小野の胸に突き刺さる。

本の情報

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