マイリストに追加
【XMDF形式】
XMDFデータをご覧いただくためには専用のブラウザソフト・ブンコビューア最新版(無料)が必要になります。ブンコビューアは【ここ】から無料でダウンロードできます。
詳しくはXMDF形式の詳細説明をご覧下さい。
対応端末欄に「ソニー“Reader”」と表示されている作品については、eBook Transfer for Readerで“Reader”にファイルを転送する事で閲覧できます。
海外版の“Reader”は対応しておりませんので予めご了承くださいませ。
和書>趣味・生活・雑誌>くらし>子育て
著者プロフィール
越坂部 重之(おさかべ しげゆき)
1970〜
東京生まれ。3児の子育て中の現役『お父さん』。「色素性乾皮症」という稀な体質を持つ子育ての様子が、テレビで放映され話題を呼ぶ(過去に5回)。著書に『月夜に遊ぶ天使たち』(新潮社)がある。現在「ラクで楽しい子育て」のメッセンジャーとして奮闘中。著者ホームページ『ふゆぼうの部屋』。
1970〜
東京生まれ。3児の子育て中の現役『お父さん』。「色素性乾皮症」という稀な体質を持つ子育ての様子が、テレビで放映され話題を呼ぶ(過去に5回)。著書に『月夜に遊ぶ天使たち』(新潮社)がある。現在「ラクで楽しい子育て」のメッセンジャーとして奮闘中。著者ホームページ『ふゆぼうの部屋』。
解説
子育ては、「親育ち」と考えたらラクになった! 「色素性乾皮症」という稀な体質を持つ三人の子供。子供たちは、太陽の下では遊べない。その子たちは、なぜ自分の子供として生れたのだろうか? さまざま悩んで、毎日真剣に子供とぶつかっていたら、いつのまにか親の私が育ってました! 「親育ち」は、親だけに与えられた、子供からの贈り物。かけがえのない学びの場。だからとてもありがたい。
目次
〈推薦文〉自由な子育ては、親を自由に幸せにしてくれる 本田 健
はじめに
1 私、ふつうと「ちょっと違う」体質の子供の父親です
3人の子供たちと、真剣に向き合うことで見えてきたこと
子育てをしていたら、親が育っていた!
子供たちに「おおらか」になれた
「太陽の光」に当たれない私の子供たち
わかった!「子育ての悩み」解消法
すぐにイライラ、融通のきかない意地っ張り
「物事には、正しいことと悪いことがある」に疑問
「人によって判断基準が違う」という現実
人にやさしくできる子供に育てたい!
2 子育てが楽しくなる〈親育ち〉7つのステップ
まず、昨日の自分とちょっと変わってみる
妻から学んだ「おおらかさ」――〈親育ち〉ステップ1
自分を受け入れ、好きになる――〈親育ち〉ステップ2
なりたい自分の姿を意識する――〈親育ち〉ステップ3
細かいことを気にせず、受け入れる――〈親育ち〉ステップ4
いろんな子供がいて当たり前――〈親育ち〉ステップ5
答えは一つではありません――〈親育ち〉ステップ6
自分自身の「悩み」について考える――〈親育ち〉ステップ7
「子育て本日休業」――〈親育ち〉おまけのステップ
〈ひとやすみコラム〉
子育てが“ラク”になる「おすすめの本」があります
3 自分を信じ、子供を信じることだけ
今の自分の思いの積み重ねが、未来になっていく
その子は、なぜあなたの子供なのか
子供が、「障害」と呼ばれるものを持って生まれてきたら
子供とは、大人とは
「育てる」ということ
やさしさの中にある「厳しさ」とは
「家族」それは小さな社会
親しか伝えられないことを伝えよう
子供を伸ばす親の心がまえ
親子の関係は、いろんなスタイルがあっていい
4 仲良き夫婦が子供を支える
夫婦の笑顔こそ、子供を育む大切な栄養
夫婦という親の姿
「いつも仲良く」という意識
子供の前で争わない
相手の話を黙って聞く
子供を“だし”に使う
仲良し夫婦のコツあれこれ
「子供たち」へ……
おわりに
はじめに
1 私、ふつうと「ちょっと違う」体質の子供の父親です
3人の子供たちと、真剣に向き合うことで見えてきたこと
子育てをしていたら、親が育っていた!
子供たちに「おおらか」になれた
「太陽の光」に当たれない私の子供たち
わかった!「子育ての悩み」解消法
すぐにイライラ、融通のきかない意地っ張り
「物事には、正しいことと悪いことがある」に疑問
「人によって判断基準が違う」という現実
人にやさしくできる子供に育てたい!
2 子育てが楽しくなる〈親育ち〉7つのステップ
まず、昨日の自分とちょっと変わってみる
妻から学んだ「おおらかさ」――〈親育ち〉ステップ1
自分を受け入れ、好きになる――〈親育ち〉ステップ2
なりたい自分の姿を意識する――〈親育ち〉ステップ3
細かいことを気にせず、受け入れる――〈親育ち〉ステップ4
いろんな子供がいて当たり前――〈親育ち〉ステップ5
答えは一つではありません――〈親育ち〉ステップ6
自分自身の「悩み」について考える――〈親育ち〉ステップ7
「子育て本日休業」――〈親育ち〉おまけのステップ
〈ひとやすみコラム〉
子育てが“ラク”になる「おすすめの本」があります
3 自分を信じ、子供を信じることだけ
今の自分の思いの積み重ねが、未来になっていく
その子は、なぜあなたの子供なのか
子供が、「障害」と呼ばれるものを持って生まれてきたら
子供とは、大人とは
「育てる」ということ
やさしさの中にある「厳しさ」とは
「家族」それは小さな社会
親しか伝えられないことを伝えよう
子供を伸ばす親の心がまえ
親子の関係は、いろんなスタイルがあっていい
4 仲良き夫婦が子供を支える
夫婦の笑顔こそ、子供を育む大切な栄養
夫婦という親の姿
「いつも仲良く」という意識
子供の前で争わない
相手の話を黙って聞く
子供を“だし”に使う
仲良し夫婦のコツあれこれ
「子供たち」へ……
おわりに
抄録
妻から学んだ「おおらかさ」――〈親育ち〉ステップ1
「理想と現実」のギャップについて思い悩む一方で、もう一つ私を苦しめるものがありました。それは、しばしば訪れる子供の行動に対して、大人であるはずの自分が、感情的にとらえてしまうことへの罪悪感。
そんな場面を迎えるたび、またやるせない気持ちになってしまうのです。
親としての責任感と使命感。それ自体は必要なものだと思います。
行き過ぎた考えは押しつけになり、子供の人格をねじ曲げる可能性もありますが、ほったらかしの放任主義もまた、同じように子供の成長のうえで、問題があります。
親は親である以上、ある程度の責任はあるものです。
この理屈、頭ではわかるのですが、どうしたら実際の子育ての中で自分も「楽しく・明るく」なれるのか、相変わらず、「どうして……」と感情的になるたびに考えました。
ところが答えは、意外にも近くにありました。
あるとき、冷静になってみると、一生懸命やってるはずの私だけが怒ったり、イライラしたりしていることに気がつきました。
同じ状況を目にしているかーさんも、私のような態度を取ることはありません。かーさんは私と人間性がかなり違う、とても、とてもおおらかな人です。くよくよ悩んだり、考え込むことがありません(ですから、今まで子育てで悩んだことはないそうです)。私のようなイライラ人間にしてみれば、ある意味、うらやましい性格です。悪く言うと『能天気』?
いつも笑顔のたえないかーさん(妻)に惚れたのは、きっと私のほうでしょう(笑)。結婚して子供が生まれてからも、いつもニコニコ。先ほど書いたように、結婚してから、かーさんに悩みを打ち明けられたことはありません。くよくよしているところも見たことはありません。
そういえば、今までに二度だけ、
「子供たちが泣きやまないの……」
と、家の外にいた(私の職場が家の隣なので)私のところに、トボトボとやってきたことがありましたが、それくらいです。
私は、一日に最低でも一時間は妻と話をしています(一方的にしゃベっていると言ったほうが正解でしょうか)。ですから、こっそり悩み、苦しんでいることはないはずです(と思います)。
そんな妻は、やっぱり、毎日をイライラすることも怒ることもなく自分のペースで生活しています。
同じ子育てをしているのに、なぜこんなに心の状態が違うのか。同じ風景を目にして、なぜとらえ方がこうも違うのでしょうか。
そこでまずかーさんと、自分の違う点を探してみました。
・物事にこだわらない
・細かいことを気にしない
・何か起きてもあわてない
・人の目を気にしない
・他人の悪口を言わない
・何かやりかけでも気にしない
「どうして?」と思うことはあるが、その答えが出なくても気にならない
そうです! まさに「おおらか」なのです。そして私にはないものばかり。
そして、そんな「おおらか」な性格の妻には、悩みもイライラもない(ように見えます)。私は「かーさんのようになれば、間違いなく成長できる」、そう思いました。
これこそ、まさに〈親育ち〉最初のステップ、「おおらかさ」を知るということなのです。私が気づいた「楽しく・明るく主義」子育ての基本は、「おおらか」だったのです。
*この続きは製品版でお楽しみください。
「理想と現実」のギャップについて思い悩む一方で、もう一つ私を苦しめるものがありました。それは、しばしば訪れる子供の行動に対して、大人であるはずの自分が、感情的にとらえてしまうことへの罪悪感。
そんな場面を迎えるたび、またやるせない気持ちになってしまうのです。
親としての責任感と使命感。それ自体は必要なものだと思います。
行き過ぎた考えは押しつけになり、子供の人格をねじ曲げる可能性もありますが、ほったらかしの放任主義もまた、同じように子供の成長のうえで、問題があります。
親は親である以上、ある程度の責任はあるものです。
この理屈、頭ではわかるのですが、どうしたら実際の子育ての中で自分も「楽しく・明るく」なれるのか、相変わらず、「どうして……」と感情的になるたびに考えました。
ところが答えは、意外にも近くにありました。
あるとき、冷静になってみると、一生懸命やってるはずの私だけが怒ったり、イライラしたりしていることに気がつきました。
同じ状況を目にしているかーさんも、私のような態度を取ることはありません。かーさんは私と人間性がかなり違う、とても、とてもおおらかな人です。くよくよ悩んだり、考え込むことがありません(ですから、今まで子育てで悩んだことはないそうです)。私のようなイライラ人間にしてみれば、ある意味、うらやましい性格です。悪く言うと『能天気』?
いつも笑顔のたえないかーさん(妻)に惚れたのは、きっと私のほうでしょう(笑)。結婚して子供が生まれてからも、いつもニコニコ。先ほど書いたように、結婚してから、かーさんに悩みを打ち明けられたことはありません。くよくよしているところも見たことはありません。
そういえば、今までに二度だけ、
「子供たちが泣きやまないの……」
と、家の外にいた(私の職場が家の隣なので)私のところに、トボトボとやってきたことがありましたが、それくらいです。
私は、一日に最低でも一時間は妻と話をしています(一方的にしゃベっていると言ったほうが正解でしょうか)。ですから、こっそり悩み、苦しんでいることはないはずです(と思います)。
そんな妻は、やっぱり、毎日をイライラすることも怒ることもなく自分のペースで生活しています。
同じ子育てをしているのに、なぜこんなに心の状態が違うのか。同じ風景を目にして、なぜとらえ方がこうも違うのでしょうか。
そこでまずかーさんと、自分の違う点を探してみました。
・物事にこだわらない
・細かいことを気にしない
・何か起きてもあわてない
・人の目を気にしない
・他人の悪口を言わない
・何かやりかけでも気にしない
「どうして?」と思うことはあるが、その答えが出なくても気にならない
そうです! まさに「おおらか」なのです。そして私にはないものばかり。
そして、そんな「おおらか」な性格の妻には、悩みもイライラもない(ように見えます)。私は「かーさんのようになれば、間違いなく成長できる」、そう思いました。
これこそ、まさに〈親育ち〉最初のステップ、「おおらかさ」を知るということなのです。私が気づいた「楽しく・明るく主義」子育ての基本は、「おおらか」だったのです。
*この続きは製品版でお楽しみください。
本の情報
この本を読んだ人は、こんな本も読んでいます
形式


XMDFデータをご覧いただくためには専用のブラウザソフト・ブンコビューア最新版(無料)が必要になります。ブンコビューアは【ここ】から無料でダウンロードできます。
詳しくはXMDF形式の詳細説明をご覧下さい。
対応端末欄に「ソニー“Reader”」と表示されている作品については、eBook Transfer for Readerで“Reader”にファイルを転送する事で閲覧できます。
海外版の“Reader”は対応しておりませんので予めご了承くださいませ。