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傲慢な龍のしもべ

傲慢な龍のしもべ


発行: イースト・プレス
レーベル: アズ・ノベルズ シリーズ: 傲慢な龍
価格:850pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★☆☆4
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著者プロフィール

 鹿能 リコ(かのう りこ)
 北海道出身/しし座/血液型 O型/誕生日 8月19日/趣味:筝・三味線・十七絃。芸歴25年。年がばれますね。
 アズ・ノベルズ(イースト・プレス)、他より作品を発表。

解説

 ひょんなことから新宿を仕切る超オレ様な美形チャイニーズマフィア、王の恋人になった大学生の三枝。常に危険がいっぱいの生活を送る王は、向こう見ずな三枝にハラハラしどおしで……。そんなある日、三枝は、王の義理の弟である秘書の小野と、王に絶対服従を誓う部下の楊との秘められた関係を知ることに……。楊を陥れようとする過去の影とは!? 大好評「傲慢な龍の帝王」シリーズ第二弾!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

 その時、王がすべての衣服を脱ぎ終え、三枝の上に覆い被さってきた。
 あえかな照明に浮かびあがった王の顔。くっきりとした眉(まゆ)、切れあがった鋭いまなじりは、優しげに細められている。
「…………」
 無言で三枝は王の顔に手を伸ばした。そして、整った顔に指先で触れる。
「どうした?」
 三枝のようすがいつもと違うことに気づいたのか、王が三枝の手に手を重ねる。
「俺さ……もっとあんたのこと好きになりたいよ」
「ほう?」
 王のまなじりが興味深げにあがった。そうして、すぐに笑顔をつくる。
「じゃあ、今まで俺のことを好きではなかったのか?」
 からかいを含んだ声。しかし、その瞳はあくまでも愛(いと)おしげに三枝を見下ろしている。王の視線をまっすぐに受け止めながら、三枝が口を開いた。
「……ちゃんと、好きだよ。……けど、もっともっと好きになりたいなぁって、そう思ったんだ」
 正直すぎる三枝の告白に、王が面はゆそうな表情を浮かべる。
「嬉しいことをいってくれるじゃないか」
 いいながら、王が上半身を三枝の上に重ねた。衣擦(きぬず)れの音が寝室に響く。触れてくる王の肌や体温、体の重みを全身で感じて三枝が小さく息を漏らした。
 首筋に口づけを受けながら、王の背中に腕を回した。太股を王の太股にすり寄せると、それだけで胸が震える。
 積極的に触れてくる三枝の肌を王が強く吸いあげた。すこし痛いくらいだったが、それもすぐに快感へとすり替わってゆく。
「ん……」
 王の唇が首筋から徐々に降りてゆき、胸の飾りに辿り着き、舐(な)められる。ゾクゾクと肌が粟立(あわだ)つような感覚に襲われる。
「はぁっ……ん……」
「気持ちいいか?」
「……あっ……」
 王の問いかけに、あえぎ声で三枝が答えた。王が喋ることにより、乳首に息が吹きかかり象牙(ぞうげ)色の歯がぶつかった。
「そうか」
 嬉しそうな声からは愛おしさが溢(あふ)れていた。いつもの皮肉の影など微塵もない、優しい柔らかな声だ。
 王の指が三枝の下着に触れてきた。すでに熱く昂(たか)ぶった三枝の分身は下着を持ちあげていて、王の指に喜ぶようにいっそう固さを増した。
「もうイキたそうじゃないか」
「……うん……でも……」
「でも?」
「早く、欲しい……」
「!」
 三枝の希望に王の動きが止まった。上半身を起こして、三枝の顔をまじまじと見つめる。その目をひたと見つめ返した。
 昨日より今日、さっきよりも今、三枝は王のことを好きだと感じた。無理をしてそう思うのではなく、自然にそう思えてくるのだ。それは、ふとした時にかいま見える王の優しさに気づくことができたからかもしれないのだけれど。
 ―愛してる、っていうのはこういうことをいうんだろうか―


*この続きは製品版でお楽しみください。

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