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★編集者が厳選★読んで得するハーレクイン・ディザイア3作セット

★編集者が厳選★読んで得するハーレクイン・ディザイア3作セット


発行: ハーレクイン
シリーズ: ハーレクイン・デジタルセットハーレクイン・ディザイア
価格:1,400pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 マヤ・バンクス(Maya Banks)
 幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。十代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話はそのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。現在は夫と三人の子供とともにテキサスで暮らしている。狩猟や釣り、ポーカーを好む。

 イヴォンヌ・リンゼイ(Yvonne Lindsay)
 ニュージーランドに生まれ、十三歳の頃からロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、二人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。

 アンドレア・ローレンス(Andrea Laurence)
 文字が読めるようになって以来、ずっと読書と物語の執筆に夢中。世界中の人たちに自作の小説を読んでもらうのが長年の夢で、ロマンス小説作家として、現代物のみならずパラノーマル作品でも数々の受賞歴を誇る。10年来の恋人とともに、シベリアンハスキー犬や猫たちに囲まれ、幸せに暮らしている。

解説

 ★お得な20%以上OFF価格★スター作家マヤ・バンクス、人気急上昇中イヴォンヌ・リンゼイ、実力確かな期待の新星アンドレア・ローレンスが揃い踏み! ハーレクイン・ディザイアの担当編集者が心を込めて選んだ粒ぞろいのロマンスをお得なセットで!
 ●マヤ・バンクス『日曜までフィアンセ』広告代理店に勤めるシーリアは、エバンの会社と契約したかった。そんな折、彼の弟の結婚式に同席するよう求められ、彼の家族に婚約者だと紹介される。
 ●イヴォンヌ・リンゼイ『秘書とボスのクリスマス』ゴージャスなボスに一目で恋に落ちた秘書のホリー。クリスマスの晩、セクシーな深紅のドレス姿にたちまち魅了されたボスと、彼のオフィスで夢の時を過ごす。
 ●アンドレア・ローレンス『愛を忘れた氷の女王』億万長者ウィルの婚約者シンシアが、飛行機事故で記憶喪失に。“氷の女王”と呼ばれる高慢な彼女がなぜか快活で優しい女性に変わり、本当は婚約解消を申し出ていた彼を悩ませる。

抄録

 エバンはじっとシーリアを見つめた。「いつまでも愚痴を言うのはよせと言いたいのかい?」
 シーリアはほほえんだ。美しいグリーンの瞳に吸いこまれそうになり、エバンは息をつめたまま、じっとその目を見つめ返した。
「違うわ。一生忘れられないような恨みなら、わたしも知っている。あなたのことをとやかく言える立場にはないわ」
「それについて話してくれないか。きみが汚い言葉を使うところを見てみたい」エバンはからかうような口調で促した。
 それには応じず、シーリアは顔を曇らせて横を向き、唇を引き結んだ。
 気づまりな雰囲気をかえようと、エバンは立ちあがり、バーカウンターでグラスにワインをついだ。エバンが差しだしたグラスを受けとって、シーリアは表情を少し和らげた。
 エバンはシーリアに触れたくてたまらなかった。唇を奪って彼女をリラックスさせ、息ができなくなるまでキスをしたい。その衝動を抑えて、エバンは椅子に戻った。ふたりは無言でワインを飲んだが、やがてついに、エバンの我慢も限界に達した。
 ワイングラスをコーヒーテーブルに置き、自分の両手をじっと見つめた。この手でシーリアに触れたら、どんな感じがするだろう? エバンは顔を上げてシーリアを見た。彼女の瞳には、まぎれもない欲望が見てとれた。シーリアもぼくを求めている。ぼくと同じように、ふたりのあいだに存在する磁力のようなものを感じているのだ。
「ぼくらはどうなるんだろう?」
 シーリアは不安げな顔で、鋭く息を吸いこんだ。エバンの質問の意味は理解したようだが、黙ったままだ。
「きみがほしくてたまらない。もう何週間もずっとだ。きみを見るたびに胸が締めつけられる。この欲望は仕事とはいっさい関係ないと言いたいが、無理だ。きみをベッドで抱けるなら、その後にどんな問題が起ころうとどうでもいい」
 シーリアは目を大きく見開いた。おびえた表情を見て、エバンの胸は痛んだ。シーリアを怖がらせたくはなかった。
「きみも同じように感じているはずだ。違うかい?」
 ゆっくりと、シーリアはうなずいた。髪をかきあげる手がかすかに震えている。
 シーリアは顎を引いて、深く息を吸いこんだ。「わかってほしいの。あなたに応えることはできないわ」か細い声で言う。「わたしの気持ちが知りたいなら教えてあげる。そうよ、あなたがほしいわ。こんなふうに男性を求めたのははじめてよ」
 勝利感に圧倒されて、エバンは喉もとに手をやり、喜びのうめき声がもれそうになるのを押しとどめた。シーリアに求められているとわかっただけで、激しい興奮に体が震えた。
 シーリアはソファの上でまっすぐ座り直し、かかえていた脚を床に下ろした。表情にはとまどいと恐れが浮かんでいる。
「恐れることはない。はじめてきみを見た瞬間に、ぼくはきみがほしくなったんだ。それがいつかわかるかい?」エバンは挑むような目でシーリアを見つめた。
 シーリアはまばたきひとつせず、青ざめた顔できいた。「わからないわ。いつなの?」
「〈サザーランド〉のパーティのときだよ」
 シーリアはぽかんと口を開けた。「あのとき、リース社はまだ〈レンコム〉と契約していたはずよ」
「そのとおり。きみは気がつかなかっただろうが、きみを見た瞬間、心臓が止まるかと思うほどの衝撃に襲われた。すべてを忘れて、きみに夢中になってしまった。つまり、ぼくの情熱はきみの仕事とは関係がないんだ。それでもまだ不安かい?」
 エバンは話しながらシーリアに近づいた。甘く女性的なシーリアの香りに鼻孔を刺激され、うっとりしてしまう。
 シーリアは唇を噛んだ。表情はかたいが、グリーンの目にはたしかに欲望も見てとれる。彼と同じくらい熱い欲望が。エバンはなんとしても彼女を手に入れたかった。
「もうひとつ言っておこう。ぼくは〈マドックス・コミュニケーションズ〉を取引相手の候補からはずそうとしていた。なぜかわかるかい? 仕事でかかわると、きみをくどきにくくなるからだ」
 いまやエバンは、シーリアの息を感じられるほど彼女に近づいていた。目の前にある魅惑的な唇の味をたしかめたい。
「じゃあ、なぜわたしの企画を検討する気になったの?」
「ぼくはプライベートの楽しみと仕事を、完全に分けて考えられるからだ」
「エバン、だめよ」シーリアは片手を伸ばしてエバンの胸を押した。
 その瞬間、エバンの体を熱いものが駆けめぐった。無意識に彼に触れたことにはっとして、シーリアは手を引こうとした。だが、エバンがその手をつかむほうが早かった。
「一度だけキスさせてくれ。でないとどうにかなってしまいそうだ。キスだけでいい。それからのことは、契約の話が終わるまで我慢するよ」シーリアの答えも待たず、エバンは彼女の唇を奪った。

 *この続きは製品版でお楽しみください。

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