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甘いお伽噺 侯爵様のキケンなご寵愛

甘いお伽噺 侯爵様のキケンなご寵愛


発行: イースト・プレス
レーベル: シュガーLOVE文庫
価格:300pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
みんなの評価 ★★★☆☆1
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解説

 ひとり暮らしのOL、ユキはお菓子作りが大好き。おかげでちょっとぽっちゃり体型なのが悩みの種だ。ある日のこと、ユキは夢の中で誰かに名を呼ばれ……ふと気づくと、見知らぬ森にいた。以来、目覚めることのない夢の中で暮らすことになったユキ。やがて美味しいお菓子が評判を呼び、なんと領主であるディレット侯爵に料理人として召しかかえられることに……。精霊に守られし美貌の侯爵に一目で気に入られたユキは、不思議な夢の世界で蕩けるような寵愛の日々を送るのだったが……、思いがけぬ魔女の陰謀がそこには潜んでいた――。ロマンティックでスイート♪ 究極のファンタジックエロス!

※こちらの作品にはイラストが収録されていません。

抄録

「お前は、俺のことだけ見てればいいんだ。いいな?」
 ……そんなこと。
 言われなくても、最初から、私はディレット様に振り回されっぱなしで、他の人のことを考える余裕もないのに。
 でも、そんな反駁なんてできなかった。
「ああ、そうだ」
 イタズラを思いついたように口元に笑みを浮かべ、ディレット様はアイスを指先ですくい取ると、その塊を私の襟元に垂らしてきたのだ!
「つ、め、……っ!?」
「ああ、もったいないな」
 自分でやったくせにそんなことを口にして、ディレット様は私の襟を外すと、ワンピースの前ボタンを外していってしまう。
 顕わになった白い谷間に間に、とろけたアイスが落ちてく。その感触と冷たさに、思わずぶるって背筋が震えた。
「ディレット様、やめ……ぁっ!」
 その、溶けたアイスの跡をたどるように、ディレット様の舌が私の肌を舐めてきて……っ!
「……美味しいな。もっと」
「きゃ、ぁっ」
 もう一度、同じように。アイスが肌に落とされて、それを、ディレット様が楽しげに舐めとっていく。それが、恥ずかしいのに……気持ちよく、って。
「いい声だ」
「だめ、です。ディレット様、人が……来ます」
「こんな時間に? 大丈夫だろ。それに、見たいなら、見せてやればいい」
「嫌ですっ」
「俺はかまわないぞ? どうしても嫌なら、声は我慢しないとな」
 喉の奥で、楽しげにディレット様が笑う。
「そんな、……っ!」
 胸をすくい上げるようにして、片手でやわやわと揉まれて、咄嗟に唇を噛んだ。その間にも、ディレット様は私の首筋や、肌のあちこちを舐めて、キスしてくる。
「本当に、ユキはどこも、甘くて柔らかいな」
「は、……ぁ、……」

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