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和書>小説・ノンフィクションハーレクインシルエット・ディザイア

愛に目覚めて

愛に目覚めて


発行: ハーレクイン
シリーズ: シルエット・ディザイア華麗なる紳士たち秘められた情事
価格:600pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 サラ・オーウィグ(Sara Orwig)
 大学で出会った元空挺部隊員と結婚し、オクラホマに住む。彼女の作品は二十三カ国語で翻訳され、全世界で千六百万部以上の驚異的な売り上げを誇る。USAトゥデイのベストセラーリストに登場しただけでなく、ロマンティックタイムズ誌の各賞を受賞するなど業界からも高い評価を得ている。

解説

 久しぶりに実家に帰ったローズ・ウインドクロフトのもとを思いもよらない人物が訪ねてきた。数カ月前、一夜だけのすばらしい時間を過ごしたトム! 私を夢中にさせて、何も言わずに去っていった男性――そして今や、私のおなかにいる子どもの父親である人だ。だが、やっと会えたトムに駆け寄ろうとしたローズに向かって、彼は驚くべき言葉を口にする。トムがデヴリン家の一員であることが最近判明した、と。なんですって? ウインドクロフト家の敵と言われるデヴリン家の? その場に立ち尽くしたまま、ローズは青ざめた顔で思いを巡らせた。この妊娠を、絶対にトムに知られるわけにはいかない。
★ ミニシリーズ『華麗なる紳士たち:秘められた情事』もいよいよ第五話となり、町で次々と起こる事件の謎が徐々に明かされていきますが……。★

抄録

「僕とディナーに行かないか?」
 顔をしかめてたじろぐローズを、トムはじっと見つめた。「なにか変だな。恋人でもできたのかい?」彼女の答え方によっては打撃を受けるかもしれない。
 ローズが首を振る。「トム・モーガンと呼ばれていても、あなたはデヴリン家の人だわ」
「まさか、僕たちにはなんの関係もない二つの家の確執に、君まで影響されていると言うんじゃないだろうね。デヴリン家の人間といっても、僕はウインドクロフト家になんの敵意も持っていない」
「ウインドクロフト家とデヴリン家は、昔も今も反目し合っているわ」
「では、僕たちがまず手をとり合おうじゃないか」決意を秘めた口調で言うと、トムはちらりと腕時計に目をやった。「約束の時間に遅れたくないので、続きは君の家で話し合おう。この牧場に滞在しているのかい?」
 ローズは一瞬ためらってから、うなずいた。両家の不和の問題のほかにも、悩みがあるに違いないと、トムはまた思った。「ゲストハウスよ」
「僕もデヴリン牧場のゲストハウスに住んでいるんだ。さあ、もう行かなければ、約束の時間に遅れてしまう」遅刻するとわかっていても、トムはローズにキスしたくてたまらなかった。「ローズ」彼女の腰に片腕をまわして、二人の距離を縮めた。ローズが両手を彼の腕の上のほうに伸ばしてきた。目をしばたたき、唇をやや開けたようすからすれば、彼女もキスをしたがっているのは明らかだ。
 唇を重ねた瞬間、トムの体は欲望の炎に包まれた。ローズの腰にまわした手に力をこめ、キスを深める。
 ローズの腕がトムの首に巻きつき、指が髪をまさぐる。彼女のやわらかな体も燃えはじめたようだ。
 ローズがキスを返してきた。トムの腕の中で震えながら、腰を押しつけ、そっとうめき声をもらす。トムはジーンズのジャケットの下に片手をしのばせ、硬くなった胸の先にそっと触れた。それから上のボタンをはずすと、片手をブラウスの中に入れ、片方の胸を包みこんだ。
 ローズは身を震わせながら、片手でトムの手首をつかみ、もう一方の手で彼の胸を押し戻した。
 トムはローズを見おろした。「ここが道端でなかったら、君の家族との約束がなかったら、君の抵抗など、僕のキスで吹き飛ばしていただろうよ」そう断言して、彼女の耳に唇をすべらせた。「君の体のすみずみにまでキスをしたい」
 ローズが上体をそらせた。一瞬、その瞳に情熱の炎が浮かぶのを見て、トムはもう一度手を伸ばしたが、ローズは頭を振りながらあとずさり、ボタンをとめた。
「君は自分の気持ちがわかっていないようだね」
「早く行ったほうがいいわよ」頬をさらにピンク色に染めて、ローズがやさしく言った。
 名残惜しげに、トムはローズの顔に視線をさまよわせていたが、やがてうなずいて、その場をあとにした。


*この続きは製品版でお楽しみください。

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