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スイーツ文庫 クリスマスイブ

スイーツ文庫 クリスマスイブ


発行: マリクロ
レーベル: スイーツ文庫
価格:300pt
形式:XMDF形式⇒詳細 MEDUSA形式⇒詳細
対応端末:パソコン ソニー“Reader” スマートフォン タブレット
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著者プロフィール

 宇良 ひなた(うら ひなた)
 1984〜
 南の島出身。自分の妄想を文章にしてみようと思い立ち小説を書き始める。執筆歴半年足らず。無類の酒好きで最近はストレートで飲める日本酒やワインにハマり中。

解説

 成長するに従って、変わり始める身体と心。思春期、それは男と女の境界線がはっきり見えて来る頃。戸惑いながらも確実に恋はやってきた! 高校二年の夏、慎と蘭は「幼なじみ」という枠から飛び出して身体の関係を持ってしまう。慎の身体を手に入れたのだから、心までは決して望まないと誓う蘭。それから、三年の月日が流れて……。身体が繋がっても、心まで繋がるとは限らない。幼なじみの切ないクリスマス・ラブ・ストーリー。

抄録

 蘭とは小さい時から、ずっと一緒にいる。
 いつからという事ではなく、いつの間にか、蘭はオレにとって特別な存在になっていた。
 どんな可愛い女の子と比べても、蘭には敵わない。
 だが何も急いで付き合わなくても、時間はいくらでもある。
 これからも、ずっと側にいるんだと漠然と思っていた。
 この日までは……。
「慎ー!! 今日ゲームしに行くからねー」
 隣のクラスの蘭が、オレの教室のドアからひょこっと顔を出す。
 いつものように、
「お菓子持って来いよー!」
と、催促した。
 そんなオレたちの様子を隣で見ていた友達が、
「目立ってカワイイわけじゃないけど蘭、けっこう人気あるぜ」と、いらない言葉を付け足す。
 友達の言葉に、胸騒ぎを覚えた。
 誰かに取られるくらいなら……。そんな考えが頭をよぎった。
「っしゃー!! おりゃー!」
 いつものように、オレの部屋でゲームに熱中する蘭。これまたいつものように、奇声を発しながら、身体を揺らす。ゲームをするときの、蘭の変な癖だ。こんなに色気がないのに、男にモテるのは何かの間違いじゃないかと思う。蘭を好きな物好きなんて、この世にオレだけで充分だ。
「お前さー、恋とかしてないわけ?」
「はっ!?」
 ビックリした蘭が、コントローラーを床に落とした。
「いきなり何よ!!」
「何となく……」
「……意味わかんない。てかあんたのせいでゲームオーバーしちゃったじゃない!!」
 ほっぺを膨らませながら、蘭がゲームを再開した。その横でオレはまだ、質問を続ける。
「じゃあ、キスしたことある?」
 小さい時から一緒なのだから、蘭がキスもしたことがないのは、とっくに知っている。ただ、確認したかっただけなのだ。
 オレの言葉に、蘭の反応がない。顔を覗き込むと、真っ赤になったまま固まっている蘭。なんだかオレは、意地悪な気持ちになった。
「してみようか?」
 それでも蘭は動かない。蘭の手からコントローラーを取り上げ、床に置く。真正面から顔を近づけた。それでも蘭は、まばたき一つしない。本当に、固まっている。
 初めてのキスは、鼻がぶつかる事もなく、歯がぶつかる事もなく、意外とすんなり出来た。二人の唇が離れても、まだ蘭は動かなかった。
「目くらい瞑れよ」
 オレの声で我に返ったのか、蘭の目がより一層見開いた。
「……なんか、気持ちいい……かも」
 蘭が小さな声で言う。
 そんな蘭が、とても可愛く見えた。
「もう一回する?」
「……うん」
 オレの言葉を、素直に受け止める蘭。
 想像したよりも、柔らかな唇の感触。そんな初めての感触に、オレも蘭も夢中になった。

*この続きは製品版でお楽しみください。

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