愛しうる限り愛せ』のレビュー

トータル評価 ★★★☆☆ 3(1)

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★★★☆☆ 3

AnnaRoseさん
2012-11-10
コンサートピアニストとして将来を嘱望されていながらも不慮の事故で音楽家としての道を閉ざされた主人公とその主人公がバーテンダーとして勤めるバーの亡くなったオーナーの継子のお話です。出会い方は最悪ですがあれよあれよという間に恋人同志に。これが前半です。後半は片手だけでもピアニストとしての復帰を勧める恋人との若干気まずいイングランド湖水地方の旅行に出かけるお話です。恋人の継父に対する嫉妬と復帰の問題が描かれていますが、半分強は旅行記です。後半はともかく、前半のストーリー展開の早い事。まるで肉付けされた粗筋のようです。「水に燃える月」でも感じたことですからこの作者の特徴なのかも知れませんが、もったいない事です。前半のストーリーがしっかりしているだけに大変残念です。