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オーディオブック

オーディオブック 母を尋ねて三千里

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内容紹介
あるところに不幸に見舞われて貧乏になってしまった一家がいました。父親と二人の息子はイタリアで暮らしていましたが、母親は出稼ぎのためにアメリカに行くことになりました。それから三ヶ月に一度母親はお金を送ってくれました。ところが、一年がたった頃、体の調子が優れないという便りが届いたっきり、その後は何の連絡もありませんでした。心配になった父親は、母親の安否確かめにアメリカに行くことを決めました。けれど、自分が行っては生活ができなくなるので、泣く泣く末息子で13歳のマルコに行かせることにしました。そうしてマルコの旅が始まります。 ※本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。 (C)青空文庫

アミーチス エドモンド・デ(Amicis,Edmondo De,1846〜1908)
イタリア、リグリア地方オネーリア生まれ。道徳心・愛国心の強い子どもで、イタリア独立運動に参加しようとしたが、年齢のため断られたことがあるほど。成長して軍人となるがコレラにかかって戦線を離れ、イタリア統一を機に以前から行っていた作家活動を本格化させる。1886年に出版した「クオレ」は博愛と愛国を描き、大ベストセラーとなった。日本では「クオレ」の中の一挿話、「アペンニーノ山脈からアンデス山脈まで(わが母いずこ)」が「母をたずねて三千里」としてよく知られる。(青空文庫より)

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