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オーディオブック

オーディオブック ジキル博士とハイド氏の怪事件

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内容紹介
弁護士のアッタスンはある日友人であるエンフィールドから、先日あった暴行事件の話を聞かされます。彼の話によれば、ある晩道を歩いていたら小柄な男と女の子がぶつかる現場を目撃したらしいのです。しかし、ぶつかった直後男は女の子を踏みつけ去っていったとのことでした。エンフィールドは「人間の仕業ではない」と言い、その男を捕まえて女の子の家族のかわりに男と話をして慰謝料をもらいました。アッタスン弁護士はこの話を聞いて、その小柄な男とは自分の知っているエドワード・ハイドであると気づくのです。

※本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。

■著者プロフィール
ロバート・ルイス・スティーヴンソン(Robert Louis Balfour Stevenson)
1850年11月13日 − 1894年12月3日
イギリススコットランドのエディンバラ生まれの小説家、冒険小説作家、詩人、エッセイストである。弁護士の資格も持っていた。父トーマス、祖父ロバートは共に灯台建設を専門とする建築技術者だった。母がマーガレット・バルフォア。彼もエディンバラ大学の土木工学科に入学するが、のち法科に転科、弁護士になる。18歳で、名前の間に入っていてバルフォアを外し、セカンドネームの「Lewis」を「Louis」に変更。以後、名前を略称するときはRLSと名乗る。生まれつき病弱で、各地を転地療養しながら作品を創作した。児童文学作家として著名で、『宝島』、『誘拐されて』などが代表作。『宝島』は、様々なバージョンで舞台・映画化された。『ジキル博士とハイド氏』のような異色の作品もある。他に旅行記、詩集など創作活動は多彩。晩年には、息子(厳密には、妻ファニーの連れ子)でアメリカで児童文学作家になったロイド・オズボーンとの合作。1889年以降は、当時、独英米による南太平洋をめぐる主導権争いの主な舞台となっていたサモア諸島・ウポル島に渡り、そこの現地住民と親交を深めながら、植民地主義に対して批判的な眼差しを向けた手記や作品を残した。現地住民から「ツシタラ(語り部)」として慕われた彼は、没後、終の棲家となったサモアのバエア山山頂に葬られ、彼の邸宅は現在も「ロバート・ルイス・スチーブンソン博物館」として利用されている。

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