- Renta! TOP >
- 小説・実用書 >
- ハーレクイン小説
砂漠から来たプリンス
画像クリックで拡大
配信お知らせメールの設定を行いました。
配信お知らせメールは、マイリストに登録されている作品の続刊が配信された際に届きます。
※配信お知らせメールが不要な場合はコチラからメール配信設定を行ってください。
■待ってて。きっと捜しに行くわ。そこが砂漠におおわれた異国でも。
■リネアは離婚したコーリ人の夫マリクに娘を誘拐されて以来、あらゆる手をつくしていた。どうしてもあの子をとりもどしたい。嵐になりそうな蒸しあつい夕方、リネアのコンドミニアムに、見知らぬ男がやってきた。ハンサムなアラブ系の男性だ。警戒心からかたくなな態度をとるリネアに男は告げる。「ぼくはタラール。娘さんをお連れした」大喜びで娘の目をのぞきこんだリネアは愕然とする。違う、この子じゃない! ああ、神様、そんな……。この子の指のベビーリングも出生証明書も間違いはないのに。タラールと名乗る男はいらだたしげに説明を始めた。祖父の兄である君主の使者としてマリクの遺児を届けたのだと。マリクが死んだ? マリクの一族は君主と敵対しているはず。わたしの産んだ娘はいったいどうなってしまったの。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
■リネアは離婚したコーリ人の夫マリクに娘を誘拐されて以来、あらゆる手をつくしていた。どうしてもあの子をとりもどしたい。嵐になりそうな蒸しあつい夕方、リネアのコンドミニアムに、見知らぬ男がやってきた。ハンサムなアラブ系の男性だ。警戒心からかたくなな態度をとるリネアに男は告げる。「ぼくはタラール。娘さんをお連れした」大喜びで娘の目をのぞきこんだリネアは愕然とする。違う、この子じゃない! ああ、神様、そんな……。この子の指のベビーリングも出生証明書も間違いはないのに。タラールと名乗る男はいらだたしげに説明を始めた。祖父の兄である君主の使者としてマリクの遺児を届けたのだと。マリクが死んだ? マリクの一族は君主と敵対しているはず。わたしの産んだ娘はいったいどうなってしまったの。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
みんなの感想
あなたの感想を一覧から選んで投票してください。
感想を投票する
合計ポイント獲得
: | 0%還元 | |
ポイント還元作品 |
: | %還元 |
閉じる
リクエストありがとうございます
レンタル追加について、出版社と交渉します
OK
拡大表示
本編が同一の作品があります
『』
をレンタル/購入してよろしいですか?
(ポイントが消費されます)
レンタル/購入するのは
『』
でよろしいですか?
(ポイントが消費されます)
キャンセル
OK