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コレステロールは高いほうが心臓病、脳卒中、がんになりにくい
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「コレステロールが高いと動脈硬化になりやすい」「健康のためには、悪玉コレステロールを減らさないといけない」などと、健康診断でいわれた人は多いでしょう。しかし、この話は大間違い。コレステロールは人間の細胞を作ったり、血管を保護するなど、健康な体を維持するために必要なもの。むしろ、コレステロール値が低いとがんになりやすくなったり、うつ病になりやすくなるのです。一般の集団で行った調査では、「悪玉コレステロールの数値が高い人たちのほうが、総死亡率は低い」というデータもあるほど。薬や食事でコレステロールの数値を無理に下げたほうがいいという明確な根拠はないのです。
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