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武器で読み解く日本史 弓、槍から日本刀、鉄砲、ゼロ戦まで
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たった一つの武器の誕生が、日本の歴史を大きく変えた!――本書では、古代の弓・矛・剣から、近代の戦車・戦闘機まで、日本史に登場する武器・兵器が、いつどのように生まれ、時代にどのような影響を及ぼしたかを解説する。例えば「槍」。槍が最初に戦史に登場したのは南北朝時代。これにより武将の戦い方に変革が起こった。鎌倉時代半ばまでは、騎馬武者による個人の戦いが主流だったが、槍の普及により農民を主力とする足軽部隊が登場。戦いは大規模集団戦へと移行した。そしてこの足軽部隊と槍を駆使した武将の中から、圧倒的な軍事力をもとに天下統一を目指す戦国大名が誕生したのである。また「鉄砲」。16世紀半ばに九州・種子島に漂着したポルトガル人が有していた火縄銃が、戦国史を大きく変えた。この新兵器の威力を認め、大量導入できた者が、天下を統べたのだ。「武器」という視点で日本史を改めて見直すための一冊。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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