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はちみつだいすき
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作 | 片山令子ましませつこ |
発行 | PHP研究所 |
ジャンル | 絵本 |
レーベル | PHPにこにこえほん |
紙初版日 | 2005年2月1日 |
レビュー |
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ふたごのこぐまルルとララは、はちみつが大好き。なのにこの森でははちみつが少ししかとれないので、二人のはちみつのビンにも少ししか残っていません。
「わたしが、先に食べるからね」「だめ。わたしが先」と、ルルとララはビンの取り合いになり、そのうちビンは手からすべって家の外に転がっていってしまいました。
あわてて追いかけると、そこにイノシシのおじいさんがたおれていました。ふたりは、けんかしていたことなどすっかり忘れて、はちみつを水に溶かしておじいさんに飲ませてあげました。
はちみつ水を飲んですっかり元気になったおじいさんは、お礼に茶色の丸い玉をふたりにくれます。それは、花の種だったのです。玉はちょっとけっただけでころころと日なたのほうに転がり、やがて芽が出て花が咲きました。
……簡潔でリズミカルな文と上品でかわいらしい絵の中に、ルルとララのやさしい気持ちがほのぼのと伝わってくる美しい絵本です。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
「わたしが、先に食べるからね」「だめ。わたしが先」と、ルルとララはビンの取り合いになり、そのうちビンは手からすべって家の外に転がっていってしまいました。
あわてて追いかけると、そこにイノシシのおじいさんがたおれていました。ふたりは、けんかしていたことなどすっかり忘れて、はちみつを水に溶かしておじいさんに飲ませてあげました。
はちみつ水を飲んですっかり元気になったおじいさんは、お礼に茶色の丸い玉をふたりにくれます。それは、花の種だったのです。玉はちょっとけっただけでころころと日なたのほうに転がり、やがて芽が出て花が咲きました。
……簡潔でリズミカルな文と上品でかわいらしい絵の中に、ルルとララのやさしい気持ちがほのぼのと伝わってくる美しい絵本です。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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