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内容紹介
Gun Professionals 2021年12月号は、5.56×45mm NATO弾である M855を用いて、自衛隊の新小銃が持つ“銃としての性能を推測する”レポートを展開します。もちろん20式新小銃を使ったテストは絶対に不可能ですので、銃本体はM4カービンを使用しますが、自衛隊が2020年に新小銃を報道公開したときに装着されていたショートスコープやバイポッドを含め、できるだけ自衛隊装備に近い形で、銃としての性能を分析します。
そのほか、コンシールドキャリーピストルとして、現在注目のSIG SAUER P365XL、スプリングフィールドアーモリーの9mm専用1911である EMP、そして珍しいモデルと
してはアーコンファイヤーアームズのフラッグシップType Bのレポートも入ります。連載中のAKバリエーションは今回東ドイツ編で、ヨーロッパからはドイツ製AR−15の 223と308のレポートをお届けします。 ・アルコーンファイヤーアームズ タイプB
獲物を狙うアリゲーターのようなデザインのプレミアムオート、それがアルコーン タイプBだ。ギリシャ語で“統治者”を意味する言葉をそのブランド名に冠したこの銃は、その名の通り、グロックなどの現代のポリマーオートを圧倒するパワーを持っているのだろうか。紆余曲折の末に誕生したタイプBでそれを確認する。

・スプリングフィールドアーモリー1911 EMP 
世界中にある1911とそのクローンは.45口径仕様をベースにしている。しかし、現在は9mm×19が主流であり、このサイズで設計し直せば、1911は今よりコンパクトでもっと使いやすい銃になるだろう。スプリングフィールドアーモリーのエンハンスドマイクロピストルEMPは、部品互換性を最大限保ちながらこれを実行した製品だ。

・PTR 91 HK G3 クローン
冷戦時代初期の代表的なNATO構成国軍用ライフルといえば、FN FAL、HK G3ということになる。ここにUSのM14を入れると、西側諸国における7.62×51mmの3大バトルライフルの揃い踏みだ。G3登場から62年が経過する今、この銃を気軽に撃つことはできない。そこで今回はG3のクローンであるPTR 91で、バトルライフル気分に浸ってみることにした

・SIG SAUER P365X ROMEOZERO
ピストルへのダットサイト搭載のトレンドはどんどん加速し、その流れはコンシールドキャリーガンにまで及んできた。SIG SAUERは業界のリーダーとして、コンパクト9mmモデルのベストセラーP365に自社ブランドの小型軽量ダットサイトを載せたP365X RomeoZeroを2021年3月にリリースした。これは同社最小のミニダットサイト標準搭載モデルとなっている。

・13“バレルパフォーマンス 20式小銃の13”バレルはパワーダウンするのか+ショートスコープ の有用性
陸上自衛隊が2019年に採用を決めた20式新小銃は330mm バレルを装備している。既存の89式と比べて、そのバレル長は9cmも短い。これによる弾道性能や威力はどれだけ変わってくるのだろうか。自衛隊が新たに採用を決めた8倍比のショートスコープと共に、そのパフォーマンスを探ってみる。

・CSA Sa. vz61 スコーピオン
60年前の1961年にチェコスロバキア軍に採用された小型マシンピストルvz.61スコーピオン。CZが新型サブマシンガン スコーピオンEVO3を製品化した時、このvz.61の製造供給は途絶えた。しかし、現在では同じチェコ共和国のCSAがvz.61とそのバリエーションの生産供給している。 .32口径のサソリは今でもかつての姿のまま生き続けているのだ。

・カラシニコフバリエーション 4 東ドイツ
西ドイツと東ドイツは冷戦における最前線だった。幸いなことに冷戦終結まで直接戦闘はおこなわれず、ドイツが戦場になることはなかったが、東側は東ドイツで最新鋭のAKライフルを生産配備していた。カラシニコフ バリエーション4回目はこの東ドイツで生産されたAKを見ていくことにする。

・FE(※)G P9シリーズ
本物のドラグノフをスポーターライフルHD−18として製造、これによって銃器製造事業を復活させたハンガリーのFE(※)G。さて同社が次に打つ一手は何だろう。それは意外にもFNハイパワーのコピーであるP9らしいのだ。市販モデルではないが、ここに集めた4挺は今後展開する製品の詳細仕様を決めるベースとなるものだ。
(※Eは上にアクセントが付く)
その他

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