レンタル42万冊以上、購入101万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ
小説・実用書

AIに意識は生まれるか

AIに意識は生まれるか
画像クリックで拡大

購入した作品を読むには
「Renta!アプリ」が必要です

詳細アイコン

この作品は
アプリダウンロード専用です

デバイス アプリ保存 ブラウザ
PC - -
iPhone/iPad -
Android -
詳細はこちら
とじる
マイリストに登録するマイリスト登録 レンタルリクエストレンタル追加をリクエスト
内容紹介
AIと人類の未来は 「意識」が握っている。

そんな「意識」は神秘的だが、決して神秘ではない。

僕は意識を作ることで、そのことを示したいと思う。



AIに意識は生まれるのか? AIに人間は征服されてしまうのか?

そんな我々の不安や素朴な疑問は、ヒトの意識と大きく関係している。

では、ヒトの意識とはいったい何なのか?



3歳の時、

「マリモ」が生きているのであれば、マリモにも感覚はあるのだろうか? あるとしたらそれはどういうものなんだろうか?

と素朴な疑問を持った少年は、今日本最高峰の意識研究者となった。



意識という巨大なテーマのもとで、

哲学・神経科学・コンピューターサイエンス……と様々なジャンルの学問を

越境しながら、神秘に満ちた意識の世界をじっくりと解明し、

人工意識やAIのフロンティアについても語りつくす。



最後には神経学者であり、クオリア研究者でもある

土谷尚嗣氏との特別対談を所収。



【「はじめに」より】



僕がまだ三歳だったころ、家族旅行で北海道に行ったことがある。そのときのことだったと思うのだけれど、たぶん阿寒湖で、親が僕にマリモを見せてこう言った。



「このマリモはね、生きているんだよ」



その言葉から受けた衝撃を、僕は今も鮮明に覚えている。

といっても、まだ三歳児だったから「生命」とか「主観的経験」なんていう言葉は、もちろん知らなかっただろう。ただ、その時の衝撃を、大人になった今の僕の言葉で言い換えると、こんな感じになる。



「『マリモである』とは、どういうことなんだろう? このマリモにも感覚はあるんだろうか? あるとしたら、それはどういうものなんだろう?」



それからしばらく経ち、小学生のときの話。風が強いある日に、僕は一本の木が揺られるのを見ながら、こう思った記憶がある。

「この木は生きているんだろうか? 生きているなら、その場から動けずに風に吹かれ続けるって、どういう『感じ』なんだろう?」



子どもだった僕は、何がわからないのかもよくわからなかったけれど、研究者になった今なら、かつての僕の疑問に言葉を与えられる。

僕は、「意識」について知りたかったのだ。(中略)



現在の僕は、研究者として、意識を「作ろう」としている。

この本は、現在に至る僕の道のりをたどることで、みなさんにも備わっている「意識」の神秘と、それを神秘ではなくする方法があることに気づくまでの道のりを、追体験してもらうことを目的にしている。

それだけではない。人工の意識は、僕たちの生活を大きく変えつつあるAI(人工知能)と密接な関係にある。

もしAIが意識を持ったら、人類の将来は大きく変わる可能性があるからだ。

【目次】
Part1 世界はフィクションかもしれない

Part2 意識とクオリアの謎

Part3 意識を研究する

Part4 意識のありかを探せ

Part5 クオリアが作り出すフィクション

Part6 内側から見た意識

Part7 意識の統合情報理論

Part8 意識を作る

Part9 意識を持つAI

Part10 人工知識とクオリアの意味

(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
icon みんなの感想
あなたの感想を一覧から選んで投票してください。
感想を投票する
単巻
AIに意識は生まれるか
会員限定無料
レンタル(48時間)
購入
20 0 ポイント還元アイコン
20ポイント獲得
合計ポイント獲得
: 0%還元

ポイント還元作品

: %還元
閉じる
×
レンタルリクエスト
リクエストありがとうございます
レンタル追加について、出版社と交渉します
OK
表紙
拡大表示
警告
本編が同一の作品があります


をレンタル/購入してよろしいですか?
(ポイントが消費されます)

レンタル/購入するのは

でよろしいですか?
(ポイントが消費されます)

キャンセル
OK