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エネルギー争奪戦争
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著者 | 柴田明夫 |
発行 | PHP研究所 |
ジャンル | 政治・社会:環境・エコロジー 人文・科学:科学・生物・テクノロジー 経済・金融 |
レーベル | PHPペーパーバックス |
紙初版日 | 2007年11月26日 |
レビュー |
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原油価格が1バレル=100ドルを超えそうな勢いである。それだけではない。鉄鉱石、銅、アルミ、金、レアメタルなど、資源・エネルギーは軒並み値上がりしている。その背景には、BRICsと呼ばれる新興国の需要増などがあるという。この傾向は今後も続くのか。丸紅経済研究所所長である著者は、この分野の専門家として、マクロ面からの分析と、さらに資源ナショナリズムの危険性を指摘する。また、欧米のオイルメジャーとOPECの思惑の違い、産油国、OECD、新興国の事情と戦略なども取り上げている。では、日本はどうか。資源価格の高騰が続く以上、技術的な面での代替エネルギーや省エネの分野で日本の果たす役割は大きいとも。それは地球温暖化対策を進める面からの意義が強調される。本書は、現在進行形のエネルギー問題を浮き彫りにし、各種データを多用し世界と日本の資源・エネルギー争奪の過去、現在、未来を読み解く。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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